OPPとCPPの使用感の違いについて

OPP袋もCPP袋もどちらも透明の封筒のことを指します。

一般的には「透明封筒」や「ビニール封筒」などと呼ばれます。

OPPやCPPという言葉は聞きなれないかもしれませんが、ホームセンターなどで吊り下げ商品が入っていたり、CDやDVDの保護用に使われていたり、通販カタログの封筒などとしても使われているもの、と言えば想像しやすいでしょうか。

両者とも、同じ原料(フィルム)からできており、透明の袋で水に強く、破れにくいということではほとんど大差がないように思いますが、実は、その性能には違いがあります。

ここでは、OPP袋とCPP袋の性能の違いについて、分かりやすく解説していきたいと思います。

OPP封筒の呼称・製造法・特徴 1

OPP封筒は、別名、クリア封筒・クリスタルパック・クリアパック・フィル封筒などと呼ばれることもありますが、業界ではOPPと総称して呼ばれています。

Oriented Polypropyleneを略したものがOPPであり、日本語に訳すと「2軸延伸ポリプロピレン」となります。

「2軸延伸ポリプロピレン」という名前の通り、OPP袋は、ポリプロピレンを縦・横に伸ばしたフィルム状の仕上がりになっています。

そのため、OPP封筒は縦・横の引っ張りには強く、伸びてしまうことはないのですが、欠点としては、フィルムの接合部分が裂けやすいことが挙げられます。

CPP封筒の呼称・製造法・特徴 2

一方、CPP封筒も同じく一般的には「透明封筒」や「ビニール封筒」と呼ばれています。

CPPは、Cast Polypropyleneを略したもので、日本語に訳すと「無延伸ポリプロピレン」となります。

「無延伸」ということは、つまり、OPPと違い、縦・横に伸ばさずに作られているということです。

ポリプロピレンを高温で溶かしたものを急冷して製造しています。

よって、CPPはOPPよりも厚みがあり、強度はより強くなっており、引っ張るとよく伸びるため、OPPの弱点であったフィルムの接合部分も裂けにくいのです。

また、ヒートシール性にも優れており、より低温でのヒートシールが可能です。触った感触としても、OPP封筒よりも柔らかく、引っ張るとよく伸びますが、やや透明性は劣ります。 見た目はほとんど同じであるOPP封筒とCPP封筒ですが、以上のような性能的な違いが見られます。商品カタログやダイレクトメールなど様々な用途が考えられますが、重くて厚みのあるものを入れる際には、引っ張り強度の高いCPP封筒を利用するなど、使用方法に合わせての購入をおすすめします。